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高卒でバイトと派遣を転々とすること10回以上。スキルも資格も特になし。
そんな自分が、これまで実際に使った転職エージェントは6社。
リクルートエージェント、ワークポート、ウズキャリ(UZUZ)、ハタラクティブ、マイナビエージェント、DODA。
この経歴から分かる通り、残念ながら転職の成功談はない。でも、これだけ使うとエージェントの良し悪しや、合う合わないの判断軸ができてくる。それを元に、これまで使った6社を並べて比較していく。
自分みたいな経歴で、どのエージェントを使えばいいのか迷っている人の参考になればと思う。
結論
色々なエージェントを使ってきた今、自分ならこう選ぶという基準を先に伝える。
・とにかく求人の量と幅で選ぶなら → リクルートエージェント
・20代・未経験で、初めての正社員就職を手厚くサポートしてほしいなら → ウズキャリ or ハタラクティブ
それと、これから各エージェントの特徴を比較していくが、実際には使う前から1社に絞る必要はない。複数登録して、相性を見ながら使っていくのが定石だと思う。担当者との相性は運の要素も大きいので、合わなければ変えればいい。
実際に使った6社の比較表
| サービス | 高卒フリーターでも使えたか | 強み | 気になった点 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|
| リクルート | ○ かなりたくさんの求人を紹介してもらえた | 求人の量がとにかく多い。職種や業界もかなり幅広くカバーしている | 勤務地が都道府県単位までしか絞れず、地方は弱い。求人の量が多すぎて選別も大変 | 求人の幅を活かせる都心在住・もしくは引越しOKな人 |
| マイナビ | ○ 紹介してもらえる求人は多かった | 一度の面談で大量の求人を紹介できるほど求人数は豊富 | 希望に合うかを問わず「応募できる求人」を大量に渡された印象 | 面談のみのため省略 |
| DODA | △ 当時の職歴では紹介が難しいと言われた | 紹介できる求人がないことを正直に伝えてくれた | 自分のように高卒フリーターで職歴多数だと、紹介が難しい場合がある | 面談のみのため省略 |
| ワークポート | ○ IT業界の求人は紹介してもらえた | 元々IT特化のエージェントで、IT系に強い。プログラミング学習のサポートがあった | 「とにかく内定」感が強いと感じた。数打ちゃ当たるで希望と合わない企業でも面接を勧められた | 転職前に少しでもプログラミングに触れておきたい人 |
| ウズキャリ | ○ 10〜20代の既卒・フリーター・ニートまで対象なので問題なく使えた | IT未経験の人向けのスクールやYouTube発信があった。挫折経験のあるアドバイザーによる、寄り添い型のサポートで安心感がある | 平日日中に時間が取れないとサポートを受けるのが難しい | 10〜20代で正社員経験がなく、似た経験をした人に相談したい人 |
| ハタラクティブ | ○ 若年層のフリーターや第二新卒に特化。完全未経験OKの求人がメインなので、就活が初めてでも使えた | 就活未経験者へのサポートが手厚い。内定までが早い | 職種に偏りがある。未経験が就職しやすい営業、販売・サービス、IT系が多め | 10〜20代で就活未経験、手厚いサポートが欲しい人。長期目線で動ける人 |
※マイナビ・DODAは面談のみで終わったため、詳細な評価は省いています。
ざっくり性質で分けると、リクルート・マイナビ・DODAが「幅広く扱う総合型」、ウズキャリ・ハタラクティブが「10〜20代・未経験に特化した型」。ワークポートは当時はIT特化に近かったが、今は総合型になっている。
総合型:リクルート・マイナビ・DODA
特定の層に絞らず、幅広く求人を扱うタイプ。求人の母数で言えば、ここが一番強い。
リクルートエージェント
高卒でバイトと派遣を転々としてきた自分でも、求人はたくさん紹介してもらえた。とにかく量が多くて、職種も業界も幅広い。書類の添削や企業とのやりとりの代行まで一通りやってくれて、担当者の人もすごくいい人だった。面談の時に、書類や面接でアピールできるポイントを引き出してくれたのはありがたくて、自分で気付けていなかった強みや長所に出会うことができた。
気になったことは、地方の求人が探しづらいこと。勤務地の絞り込みが都道府県単位までしかできず、県全体の求人が届いてしまう。その中から自宅近くのものを自分で探すのが結構大変だった。地方在住で、近場で仕事を探したい人には少し使いづらいと思う。
ただ、求人数の多さは魅力だし、サポートも丁寧で安心感がある。複数のエージェントを使うなら、外す選択肢はないと思う。詳しい体験は別の記事に書いた。
→ リクルートエージェントを使った正直な感想【転職できなかった体験談】
マイナビエージェント
利用したのはもう10年近く前で、面談を受けただけ。担当者は優しい人だった。
当時は正社員歴ゼロだったが、それでも求人は紹介してもらえた。
ただ、面談に行ったその日に、応募できそうな求人を分厚い束でドサッと渡された。こちらの希望に寄り添うというより、とりあえず応募できるものを全部見せられたという感じがした。確かに自分の経歴ではエージェントからしても紹介が難しいとは思う。だけどそれにしても「とりあえず感」がすごいなと感じて、そこで使うのをやめてしまった。
面談以降のサービスは使っていないのであまり具体的な評価はできないが、少なくとも自分のような経歴の人間にあれだけの求人を出してくれるわけだから、求人数はかなり豊富だと思う。
DODA
こちらも約10年前に少しだけ利用したことがある。担当者の方に嫌な印象はなかったが、当時の自分の経歴では「紹介が難しい」と言われて面談だけで終わった。
変に期待させたり無理やり適当な企業に入れようとせずに、合う求人がないことを正直に伝えてくれたのは誠実な対応で良かったと思う。ただ自分のように高卒フリーターで職歴が多い人は、もしかしたら紹介してもらうのが難しいかもしれない。
10〜20代・未経験に特化:ウズキャリ・ハタラクティブ
こちらは10〜20代の既卒・フリーターみたいな、正社員経験のない若手に特化したタイプ。自分と似た経歴の人には、むしろこっちが本命かもしれない。
ウズキャリ(UZUZ)
高卒・フリーター・正社員歴ゼロ。そんな当時の経歴でも、安心して面談で自分のことを話せた。
ウズキャリのキャリアカウンセラーは「就業に悩んだ経験がある人」が多いそうで、同じ目線で寄り添ってもらえている感覚があったのが良かったのかもしれない。
また、YouTubeで業界や面接の情報を発信していたり、IT業界未経験の人向けのスクールがあったり、サポートが充実している印象だった。
注意点が一つ。本格的にサポートを受けるには平日日中に時間を取る必要があるので、フルタイムで働きながら転職活動する人はスケジュールをしっかり確保すること。
自分はそこが抜けていて、他のエージェントと掛け持ちして通いきれず、面談1回で離脱してしまった。結構後悔しているので、使う時はぜひ気をつけてほしい。こちらも詳しい体験は別の記事に書いた。
→ ウズキャリに登録して途中でやめた話【やめなきゃよかった】
ハタラクティブ
6社の中で、一番昔に使ったのがこちら。まだ派遣の仕事すらしたことがない、バイト経験だけのフリーターだった頃に利用した。就活なんてしたことがなくて、やり方がまるで分からない状態で門を叩いたが、すごく丁寧に色々教えてもらえた。
とにかく、就活が初めての人間へのサポートが手厚い。バイトの履歴書しか書いたことのなかった自分に、何度も書類の添削をしてくれた。面接の練習もしてくれて、内定までもかなり早かったと記憶している。
ただ、今思うと紹介される求人には少し偏りがあるように思う。未経験でも就職しやすい営業・販売・IT系が多め。自分が内定をもらった会社もIT企業だった。求人の質については、自分は当時は知識がなくて良し悪しを判断できなかったが、これから使う人は紹介された求人を自分でもよく調べた方がいい。
番外編:実際に転職したワークポート
ジャンルで言えば総合型だが、ちょっと毛色が違う話になるので別枠で番外編として書いていく。
利用した6社の中で、唯一転職まで辿り着いたのがワークポート。ただしこの転職は成功体験とはならなかった。
当時のワークポートはIT業界への転職に強くて、プログラミングを学べるサポートがあった。スキルゼロだった自分でもプログラミングに触れることができて、そこは良かったと思う。
ただ、「とにかく内定させる」ことがゴールになっている雰囲気を感じた。どんな企業でもいいから転職させてしまおうという感じ。実際、入社した先でかなり苦労した。就業先で何も仕事が与えられない状態が8ヶ月ほど続き、社内ニート状態になった。
もちろん担当者によると思うが、少なくとも自分はそういう体験をした。必ずしも「転職できた=成功」ではない。そうならないために、これから使う人は全部を担当者に任せきりにせず、自分でも調べながら動いていくことを意識するといいと思う。
こちらも別の記事に体験談を書いた。
→ ワークポートで転職できた。でも失敗した。高卒フリーターの正直な体験記
まとめ
6社を正直に比較してきたが、結局のところ全ての人に合う1社というのは無いと思う。同じサービスでも担当者によって印象は変わるし、自分の経歴や使うタイミングによっても合う・合わないは出てくる。
だからこそ、複数登録して相性を確かめる。そして全部を任せきりにしない。この2つを意識すれば、上手にエージェントを使えると思う。
高卒でバイトと派遣を転々としてきた自分でも求人を紹介してもらえた。だから経歴に自信がない人でも試してみる価値があると思う。
どれから試すか迷うなら、最初に結論で書いた基準を参考に選んでみてほしい。
どれを使えばいいか分からなくて立ち止まっている人の、最初の一歩の参考になれば嬉しい。
